クリニックブログ

アレルギー性鼻炎対策セミナーに参加してきました

2018年2月15日

2/15(木)は名古屋市内で行われた「アレルギー性鼻炎対策セミナー」に参加してきました。

演題は「アレルギー性鼻炎治療の実際~抗アレルギー薬の使い方とそのコツ~」
講師は、日本医科大学 多摩永山病院 耳鼻咽喉科 病院教授 後藤 穣 先生です。
IMG_1053IMG_1058内容は以下のようでした。

・アレルギー性鼻炎があると、倦怠感が生じ鼻閉のため夜間不眠になる→労働性・生産性が大きく低下し、うつ病を発症した時よりも低下は著明
・古いタイプの抗アレルギー薬は眠気が生じ、やはり労働性・生産性がかなり低下してしまう
・授乳中の方にも使える抗アレルギー薬があるので耳鼻科医に相談がベター(妊婦さんは点鼻のみ使用可能)
・スギ花粉飛散開始の条件:気温が上昇し一旦冷え込むとスギのつぼみ弾けて花粉飛散開始となる→東海地方のスギ花粉飛散開始は2/20頃

 

スギ花粉症の皆さん。まだ間に合います。スギ花粉症でクリニックが混雑する前に薬を取りに来て下さい。
本格飛散開始より治療を開始すること(=初期治療 といいます)により花粉症の症状が緩和されます。