クリニックブログ

耳鼻科は細かい処置・手術が多い

2017年8月2日

 

↑は滲出性中耳炎の手術で使用する鼓膜換気用のチューブです(直径2~3mm)。このチューブ挿入術を、成人は外来で局所麻酔、小児は入院で手術室でおこないます。顕微鏡を使用しますが、手術後はこんな状態になります↓

 

手術後は定期的に外来受診していただくわけですが、時間の経過とともに、チューブ周辺にカサブタが付着することが多いです↓
このまま放置すると、チューブが脱落する可能性が高くなります。そこで、点耳薬でカサブタを湿らせ、何回かに分けてゆっくり除去します。チューブが落ちない様に、カサブタのみ除去するのですが、これが大変な処置です。
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無事 除去することができました↑

耳鼻科は細かい処置・手術が多いのです。