病気のはなし

みみの病気

耳あか

正式名称は 耳垢栓塞(じこうせんそく) といいます。
耳垢には、乾燥した耳垢「乾性耳垢」と、どろっとした軟らかい耳垢「湿性耳垢」の2種類があります。これらは生まれた時から遺伝的に決まっているものであり、途中で変化するものではありません。日本人の約7割が乾性耳垢で、残りの約3割が湿性耳垢と言われています。 西欧人では日本人と違い約9割が湿性耳垢です。そのため湿性耳垢の多い西欧には、日本でいうところの「耳かき」が普及してしません。湿性耳垢は、通称「あめ耳」「ねこみみ」とも呼ばれていますが、湿性であるから病気と言うことではありません。 耳垢のたまる速度は、その人の代謝によりますので体質による個人差がかなりあります。 
耳垢1

成人で乾性耳垢の場合:耳垢は自然に排出されるようになっているので、耳掃除はほとんどしない or 1か月に1~2回で十分です。
子供・お年寄り・外耳道が狭い方耳垢が溜まりやすく、耳掃除が必要な場合が多いです。
しかしながら、耳掃除する際に以下の注意点があります。
・きれいにしたいからとゴシゴシと擦ってはいけません
・奥まで入れて、ガリガリと掻いてもダメ(耳の入り口から1cm以上入れない)

小耳垢

上の写真は乾性耳垢の患者さんで頻回の耳掃除が原因で、本来「かたまり」であるはずの耳垢が押し込まれてバラバラの状態です。耳掃除が好きな方は注意が必要です。耳掃除は程々がベストです。

耳垢が溜まりやすい体質、もしくは外耳道が狭いかどうかの判断は耳鼻咽喉医に尋ねてみると良いでしょう。