クリニックブログ

「アレルギー性鼻炎と生活環境」の講演会に参加してきました

2017年2月4日

2/4(土)診察終了後に
名古屋市内で行われた「アレルギー性鼻炎と生活環境」の講演会に参加してきました。

講師は東京大学 耳鼻咽喉科 准教授の近藤健二先生

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内容は、アレルギー性鼻炎と大気、室内汚染  特にダニによる汚染についてでした。

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東京大学のDrということで 難しい話とおもいきや
非常に面白い講演内容でした。

ダニについて

・ベッド・ふとん・床には、ダニ、ダニの死骸、またはそのフンが存在している
・ヒトの皮膚は数週間でおよそ28gも剥がれ落ち、ダニはそれをエサとし、1日に約20回のフンが出る
・天気のいい休日の朝に布団を干し、それを布団たたきでたたいて……といった行為はダニの死骸やフンを砕いてまき散らすことになり、実は逆効果である →ふとんたたきは軽くがベター
・床はやはりフローリングがベター(冬は寒いといったデメリットあるが)。掃除機のあとに床ワイパーの人が多いが、掃除機でダストが舞い上がり、ダストが床に落ちるのに2時間かかる →先に床ワイパーがベター

また、アカデミックではありませんが以下のような話もありました。
Dyson直営店「Dyson表参道」に行くと、ヒトが落とす皮膚の量と同等の“ポテチ”がもらえる

とのこと。

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数週間で剥がれ落ちる皮膚量と同じ量の25gのポテチ 皆さんたべれますか