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こどものゲーム・ネット依存の現状と対応

カテゴリ:  2019年11月5日

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

11/4(月)は祝日🎌でしたが、名古屋市内で開催された
こどものゲーム・ネット依存の現状と対応」のセミナーに参加してきました

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演者は、国立病院機構 久里浜医療センター🏥 院長 樋口 進 先生👨‍です。
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この分野で第一人者👏の先生の講演ですので
IMG_9673[1]会場は ほぼ満席

 

 

 

ゲーム・ネット依存は研究が浅く、原因も治療法もまだ不明確な状態とのことですが、依存が疑われる患者さんは非常に増えてきており、専門医や制度確立が追いついていない状況です。

 

 

 

治療方法について

①カウンセリング
②入院治療(2か月)
③薬物治療
④キャンプ治療(全員参加で集団生活、かつて依存だった人の談話を聴く)

などもあるようですが

 

 

治療の基本は、「本人が自分の意思で行動を変えていくようの援助する」ことがポイント
「ゲームやスマホ📱を取り上げる」といった周囲からの制限は効果が無いそうです

 

 

具体的には
【ゲーム・ネットを、他の活動に置き換える】

(A)ネットの出来る時間を減らす
・塾、予備校、学校での補習
・勉強は家の外で完結させる
・アルバイトも歓迎

(B)ゲームの優先度を2番以下に
・部活、ボーイフレンドやガールフレンドなど
一番多いのは勉強・進学、仕事
友人・先生からの助言は有効

 

 

友人から「お前 まだゲームに はまっているの 受験勉強するなら今でしょう
と言われたりすると とっても効果あるそう です

 

 

「バーチャルではなく、現実の活動を豊かにする」のがポイントのようです。

 

 

今回も非常に勉強になりました

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