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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

先日のことです。
胃カメラで異常を指摘。耳鼻科へと言われた。」とのことで当院受診された患者さんがおられました。

 

 

 

早速ノドをファイバーで診てみます。

ファイバー

 

まずは正常な喉頭所見です↓
正常

 

 

 

 

次に今回の患者さんのノド所見です↓
GERD

 

 

 

どこがおかしいかと言います↓
GERD - コピー

この赤枠部分白く肥厚 しています。

 

 

 

 

病名は、「逆流性食道炎」です。

 

 

 

 

逆流性食道炎をチェックするアンケートでも、この疾患が疑われ内服治療を開始しました。

 

 

 

逆流性食道炎の診断に関して、最終的には24時間pHモニタリング検査』が最も有用と言われていますが、大学病院などの特殊な施設でしか行われていません。

24時間pHモニタリング』とはこれです↓

gsgg
gsagsggセンサーを鼻から挿入し胃まで入れる これを24時間装着する という辛そうな検査です。

 

 

 

ここまでの検査が必要な患者さんはほとんどいませんが、逆流性食道炎は咳・喉のイガイガ感の原因にもなり得るので診断は大切です。

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

8/3(火)は平日ですが、昼休憩の時間を使ってコロナワクチン集団接種💉に参加してきました

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場所はいつもの岩倉市総合体育文化センターです。

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今回 私の役割は、「接種前の問診」です↓
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3人のDrが問診役で、接種は看護師さんが行いました。

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接種ブースは 5つ あり、5人の看護師さんが接種を行います。

 

 

 

医師3人が問診」「看護師5人が接種」という組み合わせですが、これが一番ベストと思います。

 

 

 

医師3人は13時~15時勤務です。平日ですと診療の合間に駆けつけるため、ハードスケジュールにはなります

サーフィンの耳

カテゴリ:
診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です

 

 

 

先日のことです。

左難聴」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。

 

 

 

サーフィン🏄🏻‍をやっており患者さんから「サーファーズイヤーなんです」と自己申告。

 

 

 

を診てみると↓

プレゼンテーション1

 

重度の「サーファーズイヤー」でした

 

 

 

左耳の 「小さなスキマに耳垢が詰まる」→「左難聴」 となったようです。

 

 

 

サーファーズイヤーの耳とは、

 

 

冷たい海水が刺激となって、「外耳道の骨が盛り上がっている」のです。
疾患についての説明はこちら

 

サーフィンをやる方には、耳栓使用をお勧めしています。

 

 

 

【お知らせ】
8月の診療体制はこちら
公式LINE始めました。こちらより、ぜひご登録ください。友だち追加 
ニンニク注射とプラセンタ注射 始めました。 スタッフ体験記もあります。
当院では各種予防接種を行っております。詳細はこちら
当院では、診療時間内に地域の皆様への新型コロナワクチン接種を行っております。診察待ち時間が長くなることがございます。
8月診療日のお知らせ。

8月の診療体制

カテゴリ:
お知らせ

8月の診療体制は、

月曜日午後・金曜日午後
土曜日は院長と非常勤医師による
2診体制となります。

火曜日・水曜日は院長のみの1診体制となります。

 

※8/12(木)~15(日)は夏季休診とさせていただきます。

変更がございましたら、

LINEまたはWeb受付のお知らせ一覧・院内掲示にてお知らせします。

 

 

Dr. カレンダー 8

耳痛・難聴

カテゴリ:
診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」院長の井上です。

 

 

 

先日のことです。
ダイビング→飛行機✈️搭乗後に右耳痛・右難聴があるとのことで当院受診された患者さんがおられました。

 

 

 

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を診てみると↓
プレゼンテーション1

 

右耳の鼓膜と外耳道の一部が赤くなっていました

 

 

 

ダイビングの際は問題無かったようですが、飛行機搭乗中✈️に耳がおかしくなり、着陸後に痛みが出てきたとのことでした。

 

 

病名は「航空性中耳炎」です。

 

 

 

圧の急激な変化に対応出来ずに痛みが出てきたようです。航空性中耳炎についての解説はこちら

 

 

 

投薬治療で、数日で改善していきました。

 

 

 

ダイビングや飛行機搭乗後に耳がおかしい方は、耳鼻咽喉科の受診をオススメいたします

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

 

7/29(木)は愛知県内の某企業さんで、「新型コロナワクチン職域接種」に参加してきました

 

 

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参加 と言っても、私自身は既にワクチン接種を受けているため、今回の役割は↓
IMG_6254接種後の観察医」です。

 

 

 

ワクチン接種した方が、「具合悪くならないかのチェック」や「その後の救急対応役」です。

 

 

 

IMG_6249[1]職域接種は、モデルナ製のワクチンです。 初めて見ました

 

 

 

IMG_6253[1]ファイザーと違って、2回目接種は 4週間後 です。

 

 

 

モデルナ製のワクチンは希釈する必要が無く、保存方法・期間がファイザーに比べて条件が緩いため、大規模接種に向いています。

IMG_6251[1]これは、ワクチンと同時に政府から支給された注射器ですが、「ゴム無し注射器」でした。

 

 

 

珍しいタイプでもあり、「吸う量の微妙な違い」や「液漏れ」などで苦労されているようでした。

 

 

 

今回の企業さんは男性の比率が9割とのことで、特に若い男性が多かったです。

 

 

 

 

若い男性と言えば、接種後の「失神」や、その原因ともいわれる「血管迷走神経反射」を起こしやすいと言われています。

 

 

 

 

今後 当院でも接種対象の患者さんの年齢層が下がってくるため、若い方への接種が増えてきます。

 

 

 

 

血管迷走神経反射も含め、今回 色々と勉強させていただきました。

 

 

 

 

新型コロナワクチン職域接種」 色々と新鮮でした。 また、機会があれば参加したいと思います

夕顔

カテゴリ:
生活・暮らし

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 看護スタッフです。

 

 

 

先日、遠方に住む義父母が夏野菜を沢山送ってくれました
その中に私の大好物が

 

これです👇

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ご存じですか

 

 

夕顔といいます 30㎝を超える大きさ

形は違いますが、冬瓜(とうがん)に似ている夏野菜です🍅
夕方から朝にかけて花🌼を咲かせるので夕顔と呼ばれています。

 

 

主に栃木県や新潟県、山形県の家庭で作られていて、
煮物にしたり、お味噌汁の具などに入れます。

 

 

冬瓜より食感はなめらか、無臭で味に癖もありません

薄く削って乾燥させると・・・なんと かんぴょう になります

 

 

 

家ではかんぴょうは作りませんが、
大好きな そぼろあんかけ煮 を作って頂きました

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

7/25は日曜ですが、午前に 地域住民の皆様を対象に「新型コロナワクチン接種」を行いました。

 

 

 

 

ファイザーのワクチン💉は
生理食塩水で希釈必要
希釈の30分前に冷蔵庫から出す必要
 etcの条件があるため↓
IMG_6141[1]早めに出勤です 🐓

 

 

 

IMG_6124[1]IMG_6125[1]「背もたれ付きの椅子を追加購入」、「接種後の時間を見るため時計を購入」

 

 

など事前に準備してきました。
IMG_6121[1]

 

本日は午前だけでしたが、皆様の御協力もあり滞りなく 終了することが出来ましてありがとうございました。

 

 

 

当院は「地域住民の皆様の健康を守ること」を使命としております。

 

 

 

今回はその一環として、日曜日の新型コロナワクチン接種 を行いました。

 

 

 

スタッフさんも早朝からの勤務 本当に感謝しております 🙇‍

かき氷

カテゴリ:
生活・暮らし

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

連日 本当に暑いですね。

 

 

 

これだけ暑いと、食べたくなるのが 「かき氷🍨

 

 

今年初めての かき氷 を食べました。

 

 

どこで食べたかと言いますと↓
359uanTp_400x400今回は「コメダ珈琲」でいただきました 🥄

 

 

コメダ珈琲と言えば↓
menu_img06シロノワールが有名ですが、これにも心奪われましたが、何とかこらえて

 

 

IMG_6098[1]目的の かき氷 を発注

 

 

これで ミニサイズ ボリューム感 たっぷり

 

 

ソフトクリーム🍦が上に載っているのではなく、横からくっついていました。

 

 

皆さんも是非どうぞ

下くちびるの腫れ

カテゴリ:
診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

先日のことです。

下くちびるの腫れ」を主訴に当院受診された子供さんがおられました。

 

 

 

くちびる👄を診てみると↓
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くちびるの一部が腫れていました。

 

 

 

病名は「下口唇のう胞」です。

痛み等も無いため、しばらく様子をみていましたが、最近気にして触るとことで、総合病院へ紹介となりました。

 

 

 

ここで下口唇のう胞について述べたいと思います。

症状

口唇の腫れ(下口唇に多い)で痛みはありません。5mm前後のものが多く、1cm以上のものは少ないです。

原因

口唇を噛んだ場合に出来やすいという説もありますが、はっきりした原因は分かっていません。
唇の膜下には多数の小唾液腺(=唾液を作る組織)があり、唾液を分泌しています。唇を噛んで小唾液腺が傷つくと、唾液が正常に分泌されず粘膜下で溜まってしまうことがあり、下口唇のう胞が生じると言われています。

治療

稀ではありますが自然に治ることもあります。そのためしばらくは様子をみて治りが悪いようであれば外科的切除がベターです。総合病院の耳鼻咽喉科 or 口腔外科へ紹介いたします。手術としては、外来でメスを用い嚢胞だけでなく原因となった小唾液腺も切除します。

 

 

 

【お知らせ】
7/23(金)は休診となります。7/24(土)は通常通り、診察を行います。
7/25(日)AMは予約された方のコロナワクチン接種日ですが、こちらをお読みの上での受診をお願いいたします。

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