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のど 袋みたいな腫瘍 【喉頭のう胞】

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診療について

喉頭のう胞1

胃カメラで喉の奥に袋みたいな腫瘍」を指摘されたとのことで当院受診された患者さんがおられました。

 

喉の奥に少し違和感があるとのこと。

 

当院でもファイバーでチェックすると、喉頭蓋(=喉頭のフタ)の部位に のう胞様の病変 を認めました。

 

病名は「喉頭のう胞」です。

喉頭蓋のう胞と呼ばれることもあります。

 

喉頭蓋とは、喉頭の上にあり、文字通りフタをして食べ物が誤って気管の中に入り、むせることがないようにするためのものです。

喉頭蓋

 

この部位に、袋状のできものができ、できものの中には液状の物質がたまっています。

通常は無症状ですが、大きくなると、嚥下時の違和感、飲み込みにくさが出る場合もあります。

 

特別な治療は不要の場合がほとんですが、嚢胞が大きくなり違和感、飲み込みにくさ、息苦しさが生じた場合は手術をおこなうこともあります。

 

今回は、喉の奥に少し違和感があるようです。

しかしながら 5年前の当院ファイバーで↓

喉頭のう胞2

同じ病変を認めており、その際に総合病院で精査し経過観察でOKとのエピソードがございました。

 

今回は患者様と相談し、このまま様子をみていただくこととなりました。

 

喉の奥は、ファイバーでしか見えません。

喉の症状が気になる方は耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします 

 

【お知らせ】
年内はR7.12/30(火)PM6:30まで診察。
12/31(水)~1/4(日)
まで休診となります。 ※12/30(火)AM&PMは2診体制

 

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