関連痛(かんれんつう)
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「喉から耳にかけて痛む」とのことで当院受診された患者さんがおられました。 5日前から症状があるとのこと。
まずは耳
の中をチェックします。

耳
の中は大丈夫でした ![]()
続いて喉👄をチェックします。

ぱっと見 口の中も問題無さそうですが、こういった場合は関連痛を考慮し、舌の裏側や舌の付け根 など 隅々まで
チェックします。

原因が判明しました![]()
どれかと言いますと↓

舌の裏面(医学的には口腔底)に口内炎が出来ていました。 これが痛みの原因です。
医学用語で「放散痛」と「関連痛」というものがあります。
「放散痛」とは、本来の疾患部位とまったく違う部位で痛みを感じるものです。
「関連痛」とは、身体のある部位が原因で起こる痛みを、原因となる部位から離れた部位に感じる痛みのことを指します。
奥歯の虫歯によって耳がじんじん痛むことは日常的によく経験される 関連痛 です。
今回はひろい意味で「関連痛」と言えます。
しっかり診察することは大事です。
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