子供のイビキ、鼻閉、口呼吸
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
以前からイビキ・口呼吸・鼻閉あり。最近 悪化とのことで 当院受診された 子どもさんがおられました。
口👄の中をチェックしてみると↓
大きな扁桃を認めました。病名は「口蓋扁桃肥大」です。
続いて レントゲンでアデノイドの大きさをチェックしてみます。
アデノイドとは、ここです↓
鼻の奥にあるリンパ組織の塊りです。
赤線部分がアデノイド肥大で出っ張っており、青い部分が空気の通り道で狭くなっていました。
鼻内👃をチェックしてみると↓
鼻の粘膜が蒼白で腫脹していました。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓
採血データでハウスダスト・ダニが陽性の「アレルギー性鼻炎」を認めました。
今回の病名は「口蓋扁桃肥大」「アデノイド肥大」「アレルギー性鼻炎」です。
これが原因でイビキ・口呼吸・鼻閉が生じているものと思われました。
常時 口呼吸、食事に時間がかかる、夜間無呼吸もあるとのことで、総合病院紹介し、手術をしていただくこととなりました。
イビキ等が気になる子どもさんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。