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耳管機能検査機器を導入

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医院の取り組み

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

本日 これを納品していただきました 

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耳管機能検査の機器 です(メーカーHPより引用)

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鼻と耳は、耳管という管でつながっており、この管の機能を調べる検査機器です。【図解】耳の構造(ロゴあり)

耳管は、通常は閉じていますがあくびをしたり 唾を飲んだ時に開いて鼓膜の内側・外側の圧調整をおこなっています。

 

  • 自分の声が響いて聞こえる
  • 耳が詰まった感じがする
  • 耳がボーッとしてトンネルの中で話しているような感じがする

こういった症状がある場合は耳管機能障害(耳管狭窄症・耳管開放症)がおこっている可能性があります。

 

耳管開放症の患者さんを鼓膜を内視鏡で診るとこんな感じです。

 

今回 導入した耳管機能検査の手順としては、耳と鼻に装置を装着し、嚥下やあくびをすることで耳管が適切に開いているかを測定します。

 

 

自分の声が耳に響く」「耳の詰まり感」で受診される患者さんは多く、今回の機器が有用と思われます →詳細はこちら

 

 

ダイビングをされる方の医師評価シート記入の際にも有用です。

ダイビングを行う際、耳抜きができるかどうかが重要になります。耳管機能検査を用いることで、耳抜きが問題なくできているかどうかを計測できます。当院では耳管機能検査を使った検査を行い、(PADI ダイバーメディカル | 参加者チェックシートなど)各種ダイビング団体が指定する医師の評価シートの作成が可能です(諸条件がございます。45歳以上の方は健診等のコレステロール値のデータが必要です。まずは 0587-38-4133までお電話下さい)。

 

 

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