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コロナ後 後鼻漏 Bスポット治療

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診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

先日のことです。「2か月前にコロナにかかってから鼻が喉に落ちる感じ・咳・痰・倦怠感が続く」とのことで当院受診された患者さんがおられました。

 

「鼻が喉に落ちる感じ」→ 医学的には後鼻漏(こうびろう)と言います。

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ネットでBスポット治療を見て、該当するか知りたいとのこと。

 

まずは上咽頭をファイバーでチェックしてみます 

phr-ne11[1]

1 - コピー

上咽頭は、柔らかそうな印象でした(赤丸部分)。

 

Bスポット療法が効くはどうかは、やってみないと分からない旨をお話しした上で、Bスポット療法を開始です。

 

まずは鼻👃からスタートです↓

IMG_9914[1]

 

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非常に脆い組織でした↓

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軟らかい組織のため、綿棒で擦ると削れたようになりました↓

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続いては口からもおこないます↓

IMG_9910

 (口から綿棒挿入中の写真です↓)

5

 

Bスポット治療の所見から慢性上咽頭炎と診断しました。その後 1週間おきでBスポット治療を継続しております。

 

コロナ後で後鼻漏・咳・痰・倦怠感がある方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。

 

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