Bスポット療法(EAT療法)
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
コロナ罹患後から「鼻が詰まる」「後鼻漏(鼻汁がノドに降りる)」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
ファイバーで上咽頭をチェックします ![]()
上咽頭とはここです。 咽頭扁桃 とか アデノイドとも呼ばれています。

![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2021/12/phr-ne111.jpg)

粘膜が少し赤いです。
患者さんは当院HPの慢性上咽頭炎のページを見ており、Bスポット治療を希望されました。
Bスポット治療の有効性については、実際におこなってみないと分からないことが多いです。
患者さんにその旨をお話しして、Bスポット開始です。
まずは、鼻から(薬液に浸した)綿棒を入れます↓![IMG_9914[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/01/IMG_99141-e1641128268507-768x1024.jpg)

何度か擦過します↓
血が出てきました
Bスポット治療後の粘膜です↓

この様な粘膜の状態で、Bスポットで出血する時は 慢性炎症を起こしている可能性あります。
患者さんは現在もBスポット治療をおこなっています。