コロナ後遺症 慢性上咽頭炎 Bスポット療法
- カテゴリ:
- 診療について
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
3か月前にコロナになってから「後鼻漏(鼻がのどにおりる感じ)」「倦怠感」「痰・咳」が続くとのことで当院受診された患者さんがおられました。
ネットで「慢性上咽頭炎かも」 と思い当院を受診されたようです。
ファイバーで上咽頭をチェックしてみます。
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2024/12/phr-ne111.jpg)
上咽頭 とはここです↓


上咽頭の粘膜が少し赤くなっていました。
この所見から コロナ後の慢性上咽頭炎と診断。患者さんと相談し、Bスポット治療を開始してみます。
まずは、鼻👃から


何度か繰り返すうち、出血量が増えてきました。
最終的にかなりの出血に↓

続いて、口👄からBスポット治療をおこないました。


こちらも かなり出血しました。
その後 しばらく通院し 何度かBスポット治療をおこない、症状は緩和されていきました。
コロナ後遺症で「鼻がのどにおりる感じ」「痰」の症状が気になる方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします ![]()
【お知らせ】
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療スタートしました。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
成人の帯状疱疹ワクチンをおこなっております。岩倉市の助成金制度がございます。詳細はこちら。