岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「昨日から咽頭痛・熱がある」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
ノド👄を診てみると


上記の 側索 と言われる部分が炎症を起こしていました。
鼻からファイバーで見た所見です↓
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2024/10/phr-ne111.jpg)

赤丸部分が側索炎(左右)です。
さらに 上咽頭 にも炎症を認めました↓

上咽頭とはここです↓

コロナをチェックしてみたところ

コロナ陽性でした 
今回の病名は「咽頭側索炎」「急性状咽頭炎」「コロナ」です。
咽頭側索炎と急性上咽頭炎は合併していることが多いです。
コロナの患者さん 増えています。
【お知らせ】
8/26(火)は 午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制、午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)導入予定です。詳細はこちら。 
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「夜中に 耳
が痛くて起きた」 とのことで当院受診された子供さんがおられました。
早速 耳を診てみます


耳垢以外に 何かあるように見えます。
さらに奥を観察すると

何かが動きました 
どれかと言いますと↓

赤丸部分です。
虫 のようですので、丁寧に取り出してみます。
取れたものは↓

虫でした
実際の画像はこちら(閲覧注意
)
耳症状がある方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします 
【お知らせ】
8/26(火)は
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「コロナと診断され隔離期間が終了後も ノドの痛みが続く」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
ノドを直接 診てみます↓

見える範囲では異常な無さそうです。
続いてファイバーで奥を診てみます 


赤丸部分にベラークと呼ばれる白苔病変が付着しています。
口の中で言うと、ここです↓

上記 「口蓋垂」「口蓋咽頭弓」の裏面にあたります。
ファイバーをさらに奥まで進めてみると↓

喉頭部分にもベラークと呼ばれる白苔病変が付着していました。
これらはコロナウイルスが原因の炎症性産物と思われます。
痛みが改善するには、もう少し時間がかかる旨をお話しさせていただきました。
このように 耳鼻咽喉科では 痛みの原因を直接見ることが出来ます。
TV・ネットでも話題になっていますが、コロナ増えてきています。
コロナでノドの痛みが続いている患者さんは、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします 
【お知らせ】
8/26(火)は
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「3か月前にコロナに罹ってから後鼻漏(鼻がノドに降りる感じ)が続く」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
倦怠感・咳もあり、ネットでBスポット療法を見て 治療希望で当院受診されました。
まずは 上咽頭をファイバーでチェックしてみます 
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/phr-ne111.jpg)
上咽頭とはここです↓


上咽頭に膿が付着していました。
スポット療法が効くはどうかは、やってみないと分からない旨をお話しした上で、Bスポット療法を開始です。
まずは鼻👃からスタートです↓
![IMG_9914[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/IMG_99141-e1667716338282.jpg)

開始してみると、上咽頭は 軟らかい粘膜になっており、出血し易い状態でした。
続いて 口👄からおこないます↓


口からのBスポット治療でも、かなり出血しました。
慢性上咽頭炎と診断し、Bスポット治療を繰り返しおこないました。
何度か Bスポット治療を繰り返し 症状は緩和されていきました。
※注意:治療効果には個人差がございます
後鼻漏などの症状が気になる方は一度受診していただくことをオススメいたします 
【お知らせ】
8/26(火)は
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
インフルエンザワクチンは通常 皮下注射で、痛みも伴うものでしたが 当院では今シーズン
点鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト®)を導入いたします。
このワクチン アメリカでは2003年から、他の多くの国でも広く使用されてきており、効果と安全性が確立されています。2024年から日本でも認可されました。

注射ではなく、鼻からスプレーして投与するため、小さなお子様や注射が苦手な方におすすめです。
対象年齢が、2才~19歳未満 となっておりますが、接種回数が1回で済むため、メリットが大きいです。
詳細が決まりましたら、このブログで発表させていただきます。
【お知らせ】
8/20(水)、8/26(火)は 両日とも
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
「夏にエアコン使いだしてから鼻閉、鼻出血頻回」とのことで当院受診された子供さんがおられました。
鼻が詰まるせいか 頻回に触っているとのこと。

まずは鼻内部をチェックしてみます↓

エアコンでアレルギー性鼻炎が悪化し、粘膜が白っぽく腫れていました(青丸部分)。
また 鼻粘膜が乾燥して出血しやすく ただれてカサブタが付着していました(赤丸部分)。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト、ダニのアレルギー性鼻炎でした。
元々 年中鼻が少しグズっているとことろに エアコンが加わり さらに悪化しているようです。
エアコン使いだしてから、鼻症状がひどい方は耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/20(水)、8/26(火)は 両日とも
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「ノドの痛み、熱」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
コロナが疑われ、キットで検体を採取し 結果待ちの間に
ノドを直接 診てみます↓

見える範囲では異常な無さそうです。
続いてファイバーで奥を診てみます 

まずは正常な写真です↓

そして今回の患者さんのノド奥の写真です↓

声帯の下方(気管の入り口)が赤く腫れていました
どこかと言いますと

青い丸部分です。
結果はコロナ陽性でした。
現在 コロナの患者さんが増えています。
現在の流行の中心はオミクロン型から派生した変異型で通称「ニンバス」と呼ばれています。強い喉の痛みが特徴です。
カミソリを飲んだような強烈な痛みを訴える患者さんもいます。
日本経済新聞にも記事が出ていました ➡ こちら
ノドの痛み、熱の患者さんでもコロナの検査を希望されない方もいますが、感染力はあるため、検査がベターです 
【お知らせ】
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療開始しております。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「2日前に酸素カプセル入ってから両耳
が痛い」とのことで当院受診された患者さんがおられました。

(イメージ画像)
早速 耳
をチェックしてみます。


両耳が中耳炎の状態でした 
加減圧の際に耳抜きが不十分なため、中耳炎になったようです。
航空性中耳炎と同じ状態です。
耳と鼻をつないでいる管を「耳管」といいます。通常は閉じていますが、嚥下やつばを飲む時だけ開いて圧の調整をおこなっています。飛行機の上昇・下降に伴い圧が変化しますが、風邪やアレルギーで鼻の粘膜が腫れると、圧調整がダメで耳の内部(中耳)に炎症や出血を起こすことがあります。これが「航空性中耳炎」です。

風邪症状あるまま 酸素カプセルに入ったとのことで、その影響もあるかと思います。
スポーツ選手の疲労回復やダイエット・美容に効果があるとして有名な酸素カプセルですが、注意が必要です。
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
以前からイビキ・口呼吸・鼻閉あり。最近 悪化とのことで 当院受診された 子どもさんがおられました。
口👄の中をチェックしてみると↓

大きな扁桃を認めました。病名は「口蓋扁桃肥大」です。
続いて レントゲンでアデノイドの大きさをチェックしてみます。
アデノイドとは、ここです↓
鼻の奥にあるリンパ組織の塊りです。

赤線部分がアデノイド肥大で出っ張っており、青い部分が空気の通り道で狭くなっていました。
鼻内👃をチェックしてみると↓


鼻の粘膜が蒼白で腫脹していました。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

採血データでハウスダスト・ダニが陽性の「アレルギー性鼻炎」を認めました。
今回の病名は「口蓋扁桃肥大」「アデノイド肥大」「アレルギー性鼻炎」です。
これが原因でイビキ・口呼吸・鼻閉が生じているものと思われました。
常時 口呼吸、食事に時間がかかる、夜間無呼吸もあるとのことで、総合病院紹介し、手術をしていただくこととなりました。
イビキ等が気になる子どもさんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
ネット、TVでは 報道はありませんが、コロナ陽性の患者さんが増えております。

当院でも、1日4名ほどの陽性者が出ております。
これだけ気温が高いと、マスク、こまめな換気は難しいものがあります。

これから お盆をむかえます。 感冒症状がある方は、念のための検査をおススメいたします 
お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。