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花粉症の症状

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診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

スギ花粉症の症状といえば、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「眼かゆみ」がメインですが

 

 

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他に「ノド痛み・イガイガ」「咳」「倦怠感」「頭痛」「微熱」「皮膚かゆみ」といった症状も出る方もおられます。

 

 

 

先日もノド痛み・倦怠感・微熱・頭痛で受診された患者さんがおられました。

 

 

 

このような症状ですと、花粉症と診断するのは難しくなってきますが、それでも詳細な問診や鼻内所見などで見極めていくことが重要です 

4月の診療体制

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診療について

4月の診療体制は

月曜日・火&水&金曜日の午後・土曜日は2診体制

火&水&金曜日の午前は1診体制

になります。

 

※月曜日の午前も2診体制になりました。

混雑時、人数制限させていただく場合がございます。

通常診察に加え、コロナワクチン接種・発熱外来を同時に行っております。

2診体制時の院長希望を当面とりやめとさせて頂いております。

 

ご理解・ご協力の程お願いします。

 

【GW中のお休み】

4/29(土)~4/30(日):休診

5/1(月)~5/2(火):通常通り診察

5/3(水)~5/5(金):休診

 

変更時はLINE・WEB受付・お知らせ一覧・院内掲示にてお知らせいたします。

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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

今年はスギ花粉症が大量に飛散したため、苦労された方が多かったと思います。

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対策として(来年度も含めて)

 

ゾレア®皮下注-抗IgE療法-
スギ花粉症が、例年重症で困る・どんな薬も効かないような方に適しています。効果は極めて高いのですが、クリアすべきいくつかの条件があります。詳細はこちら

 

レーザー治療
スギ花粉のシーズン前におこなうため、シーズン中は出来ません。スギ以外の花粉やダニ・ハウスダストにも有効です。詳細はこちら

 

スギの舌下免疫療法
スギ花粉の飛散が終了した6月より開始可能です。根気が必要な治療法ですが、有効率は非常に高いです(ダニの舌下もあります)。詳細はこちら

 

初期治療が有効
今年のような大量飛散ですと、症状が強くなって内服を開始しても、効果が得られにくい場合が多いです。症状が無い or 少ないうちからの内服開始がベターです。

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

本日 五条川の桜の開花状況を見てきました🌸

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咲き始めしばらく経っていますが、五分咲きまでいっていない状況です。

 

 

 

今週末は残念ながら、雨の予報ですね

 

 

 

また、当院でB型インフルエンザの方がおられました。

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今シーズンで数例目ですが、B型インフルエンザは A型に比べて症状が軽いため、風邪と区別がつきにくいです。

 

 

みなさん気をつけましょう

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

スギ花粉症の飛散が続いています。

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今年は飛散量が非常に多いため、「今年初めてスギ花粉症?」「例年イネ科しかなかったはず

といった人が増えています。

 

 

 

そんな方には、スギ花粉の抗体チェックです。

採血をおこない、class0~class6まで6段階で結果が出ます。

 

 

 

当院スタッフさんも「スギ花粉? 」ということで採血です💉

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スギ花粉チェック希望の方は、当院受付or診察時に申し出ください

子供さんのイビキ

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診療について

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

先日のことです。

4歳の子供さんで「イビキ」「睡眠中に呼吸が止まる」とのことで当院を受診されました。

 

 

レントゲンで原因をチェックしたところ

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上記の 赤い線 部分が出っ張り その下方の黒い部分(空気の通りみち)が狭くなっていました。

 

 

 

ファイバーでもチェックしてみます↓

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アデ画面中心の黄色い塊が、鼻の奥を占拠して狭くなっていました。

 

 

病名はアデノイド増殖症です。

 

 

 

扁桃肥大もあり、手術目的で総合病院に紹介となりました。

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イビキ・夜間の無呼吸がある 子供さんは耳鼻咽喉科でのチェックをオススメいたします

ゾレア®皮下注-抗IgE療法-

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2週間 or 4週間毎に皮下に注射するお薬です。

元々は喘息、慢性蕁麻疹の薬として以前より使われてきた薬ですが、2019年12月より、「季節性アレルギー性鼻炎」の適応が追加されました。花粉症に対する抗体医薬は世界初であることから、専門家の間でも注目を集めています。

薬の位置づけとしては、例年どんな治療法をおこなっても、効かない、本当に苦しくて困っている

といった方が対象です。

 

 

このような方が対象となります

  • 鼻アレルギー診療ガイドラインにてスギ花粉症の重症または最重症
  • 過去に医療機関で鼻噴霧用ステロイド薬及び内服薬による治療を受けたが、効果が乏しい
  • スギ花粉抗原に対する特異的IgE抗体がクラス3以上
  • 血液中の総IgE値が30~1,500 IU/mlの範囲
  • 12歳以上で、体重が20~150kgの範囲

 

 

 

ゾレアは既存の治療を行っても症状が酷い、重症または最重症のスギ花粉症の方に限定した治療です。そのため 治療開始までにクリアすべき条件がいくつかあります。

 

【治療までの流れ】

まずは受診していただき、前スギ花粉シーズンの鼻症状が重症or最重症であることを確認させていただきます。

1週間以上 抗ヒスタミン薬、点鼻ステロイドによる治療をおこないます。

1週間以上経って受診した際に、鼻アレルギー診療ガイドラインにて鼻症状が重症or最重症であることを確認いたします。

採血をおこない、スギ特異的抗体価、総IgE濃度をチェックいたします(以前に採血をおこなった方でも再度チェックが必要です)。

4~5日後に採血データが判明しますので、クリニックよりお電話しゾレアの適応があるがどうかをお伝えいたします。ゾレアの投与量、投与間隔、概算費用をお知らせし、注射接種日を設定いたします(投与量・投与間隔は、総IgE濃度と体重によって決まるためゾレア適応外となる可能性もございます)。

※ ここまできて初めて ゾレア投与可能な状態となります。

予約日に受診していただき症状の最終確認とゾレアの投与を行います。投与の日は薬剤の準備、副反応の観察などを含め約40分程所要時間がかかります。

 

 

 

スギ花粉以外に慢性蕁麻疹の方も適応となります(4週間毎に皮下注)

 

 

 

従来の治療が効かない重症のスギ花粉症の方にとって福音となる治療です。治療効果の高いお薬ですが、医療費が高額なため、投与にあたってはメリット・デメリットをよくご理解していただきたいと思います。

予防接種のご案内

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お知らせ

当院では以下の各種予防接種を行っています。

  • B型肝炎
  • 肺炎球菌(小児・成人)
  • 五種混合
  • 麻しん風しん混合(MR)、麻しん単独、風しん単独
  • ロタウイルス(ロタテック、ロタリックス)
  • インフルエンザ
  • 二種混合
  • 水痘
  • 帯状疱疹(乾燥弱毒性水痘ワクチン、シングリックス
  • 日本脳炎
  • 子宮頸がん HPV(ガーダシル、サーバリックス、シルガード)
  • おたふく

 

【愛知県広域定期予防接種について】

愛知県在住で岩倉市外にお住まいの方は愛知県広域予防接種事業連絡票(各市町村の予診票含む)が必要になりますので、住民登録のある市町村に保険証&母子手帳を持参し、事前に申請をお願い致します。

  • 事前にお電話で予約をお願いいたします(0587-38-4133)。
  • 診療時間内に行っています。平日夜間・土曜日でも接種可能です。
  • 予防接種を受ける方は、接種歴を母子手帳で確認するため、接種前にお時間をいただく場合がございます。

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。

 

 

 

先日のことです。

1歳の子供さんで「2週間前から鼻汁続いている」「2日前まで4日間高熱続いた」 耳が心配とのことで当院受診されました。

2日前に鼓膜の動きを検査する機器では、異常を認めなかったとのことでした。

 

 

 

早速 を診てみると↓
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耳

両耳とも 高度の腫れ を認めました

 

 

鼓膜をじかに診ることがいかに大事かを認識させられました。

 

 

鼻症状が続いておられる子供さんは、耳鼻咽喉科でのチェックをオススメいたします

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