岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
1年前にコロナかかってから「喉に痰がへばりつく」「鼻(はなみず)が喉に落ちる」感じがあるとのことで当院受診された患者さんがおられました。
患者さんのいうイメージは↓

こんな感じです↑ ネットでBスポット治療を見て当院を受診されました。
ファイバーで上咽頭をチェックしてみます。
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2024/12/phr-ne111.jpg)
上咽頭 とはここです↓


上咽頭に膿が付着し、それが後鼻漏(こうびろう)となって喉におりていました。
コロナ後の慢性上咽頭炎と診断し、患者さんと相談のうえ Bスポット治療をおこなうことに。
まずは鼻👃から綿棒で


薬液に浸した綿棒で 膿を絡め取ります↓

最終的には、結構な量の出血が

続いて 口👄から綿棒を入れます↓


こちらでも、綿棒で膿を絡めて除去します。
その後 しばらく通院し 何度かBスポット治療をおこない、症状は緩和されていきました。
コロナ後で「喉に痰がへばりつく」「鼻(はなみず)が喉に落ちる」といった症状がある方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
注射インフルワクチン 予約受付中です。詳細はこちら。
経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)予約受付中です。薬の詳細はこちら。 予約に関しては こちら。岩倉市の助成金はこちら。

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 副院長の滝脇です。
耳の穴の直径は大人で7~10mmくらいですが、小さいお子様の場合はさらに狭く、
3mmくらいのこともあります。
この狭い空間にある耳垢を掃除する場合、顕微鏡を使うと耳垢が拡大され、
掃除がしやすいです。
しかし、小さいお子様は耳掃除を嫌がって動いてしまうため顕微鏡での観察が
困難な場合があります😣
そんな時に便利な道具を第一医科株式会社さんに貸していただきました。
それが、この「LEDステラスコープ」です🌟
![IMG_2828[1]改](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2025/10/IMG_28281改.jpg)
赤い〇の部分からのぞき込んで、青い〇の部分を患者さんの耳の穴に入れます。
緑の〇の空間から器械を入れて、耳垢などを摘出します。
3倍の大きさに拡大できるため、肉眼👀よりも耳の中の様子が分かりやすくて便利です♪
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。以前から 年中 鼻グズリ、鼻出血 あり。
最近ひどいとのことで当院受診された子供さんがおられました。
鼻👃の中をチェックしてみます。


鼻の中の粘膜が蒼白(白っぽい感じ 青色部分)で、鼻中隔粘膜(鼻を左右に隔てる壁)が爛れて出血しやすい状態(赤色部分)でした。
アレルギー性鼻炎が疑われ、
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト・ダニが陽性でした。
アレルギー性鼻炎の薬で鼻血は軽快していきました。
鼻血で困っておられる子供さんは、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします 
10/27現在 小牧市内の小学校2クラスでインフルで学級閉鎖となっております。小牧市役所HPで詳細はこちら。

インフルエンザは 学校などで流行すると瞬く間に広がってしまいます。
ワクチンですが、13歳未満の方は、皮下だと2回接種必要です。点鼻のフルミストは1回で大丈夫です。
早めのワクチン接種をおススメいたします 
【お知らせ】
耳管機能検査機器を導入しました。「耳の詰まり感」「自分の声が耳に響く」症状のある方に有用です。詳細はこちら。
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
「鼻水が喉の奥に落ちる」 「後鼻漏」 「鼻の奥に違和感」があるとのことで当院受診された患者さんがおられました。
ノドを診てみると↓

鼻水が喉に降りていました。
ファイバー
で鼻の奥をチェックすると

黄色い鼻水が沢山
それが喉の方に降りていました↓



医学的には後鼻漏(こうびろう)と言います。
副鼻腔炎を疑いレントゲンをチェックすると↓

副鼻腔炎になっていました。
これが症状の原因となっていると思われました。
副鼻腔炎の内服治療で症状は軽快していきました。
「鼻水が喉の奥に落ちる」 「後鼻漏」 「鼻の奥に違和感がある」 方は耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
1ヵ月前から「聞こえが悪い」「鼻が詰まる」とのことで当院受診された子供さんがおられました。
耳
を診てみると


両耳 鼓膜の奥に貯留液を認めました。
イメージとしてはこんな感じです↓

続いて鼻👃を診てみます


鼻の粘膜が蒼白(白っぽく見える)で、アレルギー性鼻炎が疑われました。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト・ダニが 陽性5+でした(他も多数陽性)。
病名は「両滲出性中耳炎」「アレルギー性鼻炎」です。
鼻汁、鼻詰まり、クシャミ、鼻グズリ等があり、鼻をずっと すすっているとこと。
鼻すすりが原因で滲出性中耳炎になっていると考えられました。
抗アレルギー薬服用で、中耳炎は軽快していきました。
鼻詰まり、聞こえが悪い子供さんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」看護スタッフです。
「医師による鼻吸い外来後」の‘’患者様の声‘’を紹介したいと思います。
- 夜寝る際にぐっすり寝てくれる様になった

- 鼻が通って咳込みが無くなった。
- グズグズ言わず元気に過ごせている

- 家でも鼻吸いをやっているが、医師による鼻吸いで呼吸が楽になった様な気がする。
- 幼稚園で日中過ごしやすくしていると保育士さんから報告を受けた。
- ミルクの飲みが良くなった。

~など、いろいろなご意見を頂いております。
鼻水・鼻詰まりでお困りの方は是非、体験してみて下さい。
鼻吸い外来ご希望の方は
診察券をお持ちで前回受診から3ヶ月以内の未就学児を対象に鼻水の吸引とネブライザー治療を行います。
鼻吸いのみの場合は予約なしで来院して下さい。待ち時間少なくご案内いたします。
来院された時に受付で『鼻吸いです』と診察券を出して下さい。
鼻吸い以外の処置や薬の処方を希望する場合やご家族の追加診察を希望する場合は通常診察となります。
午前と午後の2回、鼻吸い外来を受診することも可能です。
但し、ネブライザーは1日1回のみとなります。
受付時間
平日AM 9:15~12:00
平日PM 15:45~18:30
土曜 9:15~13:00

こんな症状はありませんか?
原因としては、副鼻腔炎や慢性上咽頭炎などが考えられます。
- 副鼻腔炎の場合: 鼻内所見として、鼻腔内に膿性鼻汁あり↓
レントゲンで診断します↓
- 慢性上咽頭炎の場合: ファイバー所見で上咽頭に膿が付着しています。

喉を見ると、後鼻漏(膿性鼻汁が喉におりる)が認められます↓

それぞれ治療方法が異なります。
まずは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
3か月前から「鼻が喉に落ちる」感じとのことで当院受診された患者さんがおられました。
ネットで「慢性上咽頭炎かも」 と思い当院を受診されたようです。Bスポット治療もやってみたいとのことでした。
この症状 医学的には後鼻漏(こうびろう)と言います。

まずは上咽頭をファイバーでチェックしてみます 
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/phr-ne111.jpg)

上咽頭粘膜の見た目は 問題ありませんでした。
Bスポット療法が効くはどうかは、やってみないと分からない旨をお話しした上で、Bスポット療法を開始です。
まずは鼻👃からスタートです↓
![IMG_9914[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/IMG_99141-e1667716338282.jpg)

何度か擦るうちに、出血が多くなってきました↓

白い古くなった粘膜・粘液の様な塊りも出てきました(青丸部分)↓

続いては口からもおこないます↓

(口から綿棒挿入中の写真です↓)

上咽頭の見た目は正常でしたが、Bスポット治療の所見から慢性上咽頭炎との診断に至りました。
また 逆流性食道炎もあり、これが慢性上咽頭炎の原因の一部と思われました。
何度か Bスポット治療を繰り返すうちに症状は軽快していきました(治療効果には個人差がございます)。
鼻が喉に落ちる感じ(後鼻漏)のある方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
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耳管機能検査機器を導入しました。「耳の詰まり感」「自分の声が耳に響く」症状のある方に有用です。詳細はこちら。
注射インフルワクチン 予約受付中です。詳細はこちら。
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
タイトルの「鼻血がよく出る病気」ですが、子供さんや中学生くらいだと「アレルギー性鼻炎」が多いです。
出血しやすい理由は
- アレルギー性鼻炎だと粘膜が弱くなり、ちょっとした刺激で出血しやすい状態となっています。
- 鼻汁が出て鼻をかむ、鼻が痒くて擦るため、出血しやすくなります。
です。
鼻の中を観察すると、状態が良く分かります↓

青丸部分がアレルギーのため蒼白な粘膜となっております。また、赤丸部分が鼻中隔キーゼルバッハ部位と呼ばれる出血の好発部位です。
アレルギー反応を抑える薬で出血頻度は減ります。
それでも 頻回・大量の場合は粘膜を電気凝固する場合もございます。
時期としては
- 24時間 エアコン使う 7月、8月
- 秋 → 夏にダニが増えて、そのダニのフン・死骸に反応する秋
に出血する人が多いです。
鼻血で困っている子供・学生さんは、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします 
【お知らせ】
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注射インフルワクチン 予約受付中です。詳細はこちら。
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