
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「昨日 うなぎを食べてからノドが痛い」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
まずは口の中を診てみます↓

無さそうでした。
つづいて ファイバーでノドの奥をチェックしてみます 


ありました
イメージとしてこんな感じです↓

舌扁桃と呼ばれる部位で、舌の付け根にあります。
そして使用する器具は↓

ファイバー先端からアームが出てきて掴むのです。
オエッとなりましたが、無事摘出することが出来ました。
魚の骨が刺さったと思ったら、ご飯の丸のみなどせず(逆に骨を押し込んでしまいます)、なるべく早く耳鼻咽喉科を受診して下さい。
【お知らせ】
注射インフルワクチン 予約受付中です。詳細はこちら。
花粉症のレーザー治療をおこなっています。詳細はこちら。年内の治療をおススメいたします。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
1週間前から「ノドに白いもの」が見える とのことで当院受診された患者さんがおられました。
ノドをチェックしてみると


ありました 
どれかと言いますと↓

これです 
扁桃の表面には小さな穴が開いております。この穴に 扁桃組織の壊死細胞、食物のカス、細菌の死骸 等が溜まり、白い塊りとなっています。
これが膿栓(のうせん)です。
ノドから出る臭いもの、臭い玉、臭い玉 などと呼ばれています。特有の悪臭があり、口臭の一因となります。
今回は、患者さんの希望もあり、除去させていただきました。
「ノドに白いもの」が気になる方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「昨日から高熱🥵・喉の痛み😖」 を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
喉👄を診てみましたが異常を認めませんでした↓


(扁桃は大きいですが)炎症所見は無かったです。
コロナとインフルエンザのキットを使用しましたが、共に陰性でした。
続いてファイバー
で鼻~ノドの奥を診てみると
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2021/12/phr-ne111.jpg)

上咽頭に膿が付着していました 
病名は「急性上咽頭炎」です。
上咽頭とはここです↓

肉眼では見えない場所のため、ファイバー
でしかチェック出来ません。
抗生剤投与💊にて症状は改善していきました。
この時期、インフル、コロナが注目されますが、こういった病気の方もおられます。
ノド症状が気になる方は、耳鼻咽喉科の受診をオススメいたします 。
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岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「声がれ」を主訴に当院受診された保育園の子どもさんがおられました。
以前から声が枯れていましたが、最近悪化してきたとのこと。
ファイバーでノドを診てみると↓

声帯に結節が出来ていました。
病名は、「小児声帯結節」です。
原因は無理な発声です。大きな声を出す活発な男の子に多い病気です。スポーツでの無理な声を出すことも一因と言えます。お子さんの声がれのほとんどはこの声帯結節です。
小児声帯結節は声変わりの時期を過ぎると自然に治ってしまうことが多いので、基本的には経過観察で良い病気です。
子どもさんで声がれが続く場合は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。

このような症状を経験されたことはありませんか?
1年前から「自分の声が耳に響く」「耳がこもって聞こえる」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
耳を診てみると↓
鼓膜が呼吸に合わせて動いていました。医学的には、「鼓膜の呼吸性動揺」です。
耳管機能検査でチェックすると


波形が下がってこないデータでした。
病名は耳管開放症です。

耳と鼻をつないでいる管を耳管といいます。通常は閉じており、嚥下時やつばを飲む時だけ一瞬開きます。これが開きっぱなしになる病気です。
原因は急激な体重減少、脱水、ストレス、顎関節症、妊娠・ピルの使用などで、近年 逆流性食道炎、慢性上咽頭炎が原因であることが 分かってきました。
内服薬で改善がみられないため、鼓膜のテープ治療をおこなうことに。

テープ治療で症状は改善しました。
「自分の声が耳に響く」「耳がこもって聞こえる」症状のある方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「2か月前にコロナにかかってから鼻が喉に落ちる感じ・咳・痰・倦怠感が続く」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
「鼻が喉に落ちる感じ」→ 医学的には後鼻漏(こうびろう)と言います。

ネットでBスポット治療を見て、該当するか知りたいとのこと。
まずは上咽頭をファイバーでチェックしてみます 
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/phr-ne111.jpg)

上咽頭は、柔らかそうな印象でした(赤丸部分)。
Bスポット療法が効くはどうかは、やってみないと分からない旨をお話しした上で、Bスポット療法を開始です。
まずは鼻👃からスタートです↓
![IMG_9914[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2022/11/IMG_99141-e1667716338282.jpg)

非常に脆い組織でした↓

軟らかい組織のため、綿棒で擦ると削れたようになりました↓

続いては口からもおこないます↓

(口から綿棒挿入中の写真です↓)

Bスポット治療の所見から慢性上咽頭炎と診断しました。その後 1週間おきでBスポット治療を継続しております。
コロナ後で後鼻漏・咳・痰・倦怠感がある方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。

「以前から口臭が気になる」「色んなクリニック・歯医者で調べてもらったが異常ない」
そんな経験をされた方は、おられませんか?
それは「におい玉、臭い玉」が原因かもしれません。医学的には、膿栓(のうせん)と呼ばれます。
扁桃の表面には多数の小さい穴が開いており、その小さな穴に、細菌の死骸である細菌塊や食べ物のカスがたまってきます。このカスが膿栓です。
取り除いた膿栓です↓

膿栓 放置しても良い?
扁桃がある限り、膿栓は誰にでもできるものです。何も症状がなければ、通常の膿栓は放置しても問題ありません。ただし、膿栓が口臭の原因となることもあります。口臭が気になったり、膿栓が貯留する事でのどの違和感が続くような場合は、治療が必要です。クリニックを受診していただき、除去することも出来ます。
「喉に白いものがある」「口臭が気になる」などの症状の方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
以前から軽く鼻づまり、いびきあり。ここ1年ひどいとのことで当院受診された6歳の子供さんがおられました。

まずは口の中をチェックしてみます。

扁桃は小さく、問題ありませんでした。
続いて アデノイド(鼻の一番奥にあるリンパ組織のかたまり)をファイバーとレントゲンでチェックしてみます。

ファイバーでアデノイドは大きく
レントゲンでも大きく(赤い出っ張り)、空気の通り道(青い矢印)は狭くなっていました。

病名はアデノイド肥大です。
アデノイドは、6歳頃が大きさ最大となり、小学校高学年になると小さくなっていきます。
現在 いびきがひどいですが、夜間無呼吸は無いとのことで、手術無しで様子をみていただくこととなりました。
鼻づまり、いびきがひどい子どもさんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします。
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経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト)予約受付中です。薬の詳細はこちら。 予約に関しては こちら。岩倉市の助成金はこちら。

岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「耳掃除後から聞こえが悪い」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
こういった場合 耳垢が原因であることが多いです。
耳
を診てみます。
まずは正常な耳所見です↓

そして今回の患者さんの耳です↓

外耳道(耳の入り口から鼓膜までの皮膚部分)が、すごく腫れていました。
病名は急性外耳炎です。
毎日 綿棒と耳かきで掃除していたとのこと。ここまで腫れると聞こえが悪くなります。
耳掃除は程々がベストです。
耳掃除後で聞こえが悪くなった方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします

このような症状を経験されたことはありませんか?
「自分の声が耳に響く」「声がこもって聞こえる」など
こういった患者さんの耳を診てみると↓
鼓膜が呼吸に合わせて動いていました。医学的には、「鼓膜の呼吸性動揺」です。
耳管機能検査でチェックすると


波形が下がってこないのが特徴です。
病名は耳管開放症です。

耳と鼻をつないでいる管を耳管といいます。通常は閉じており、嚥下時やつばを飲む時だけ一瞬開きます。これが開きっぱなしになる病気です。
原因は急激な体重減少、脱水、ストレス、顎関節症、妊娠・ピルの使用などで、近年 逆流性食道炎、慢性上咽頭炎が原因であることが 分かってきました。
内服薬で改善がみられない場合は、鼓膜のテープ治療をおこなうこともございます。

「自分の声が耳に響く」「耳がこもって聞こえる」症状のある方は、耳鼻咽喉科の受診をおススメいたします。
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