岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
「夏にエアコン使いだしてから鼻閉、鼻出血頻回」とのことで当院受診された子供さんがおられました。
鼻が詰まるせいか 頻回に触っているとのこと。

まずは鼻内部をチェックしてみます↓

エアコンでアレルギー性鼻炎が悪化し、粘膜が白っぽく腫れていました(青丸部分)。
また 鼻粘膜が乾燥して出血しやすく ただれてカサブタが付着していました(赤丸部分)。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト、ダニのアレルギー性鼻炎でした。
元々 年中鼻が少しグズっているとことろに エアコンが加わり さらに悪化しているようです。
エアコン使いだしてから、鼻症状がひどい方は耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/20(水)、8/26(火)は 両日とも
午前→院長、非常勤医師2名による 3 診体制
午後→院長、非常勤医師1名による 2 診体制 となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「ノドの痛み、熱」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
コロナが疑われ、キットで検体を採取し 結果待ちの間に
ノドを直接 診てみます↓

見える範囲では異常な無さそうです。
続いてファイバーで奥を診てみます 

まずは正常な写真です↓

そして今回の患者さんのノド奥の写真です↓

声帯の下方(気管の入り口)が赤く腫れていました
どこかと言いますと

青い丸部分です。
結果はコロナ陽性でした。
現在 コロナの患者さんが増えています。
現在の流行の中心はオミクロン型から派生した変異型で通称「ニンバス」と呼ばれています。強い喉の痛みが特徴です。
カミソリを飲んだような強烈な痛みを訴える患者さんもいます。
日本経済新聞にも記事が出ていました ➡ こちら
ノドの痛み、熱の患者さんでもコロナの検査を希望されない方もいますが、感染力はあるため、検査がベターです 
【お知らせ】
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療開始しております。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「2日前に酸素カプセル入ってから両耳
が痛い」とのことで当院受診された患者さんがおられました。

(イメージ画像)
早速 耳
をチェックしてみます。


両耳が中耳炎の状態でした 
加減圧の際に耳抜きが不十分なため、中耳炎になったようです。
航空性中耳炎と同じ状態です。
耳と鼻をつないでいる管を「耳管」といいます。通常は閉じていますが、嚥下やつばを飲む時だけ開いて圧の調整をおこなっています。飛行機の上昇・下降に伴い圧が変化しますが、風邪やアレルギーで鼻の粘膜が腫れると、圧調整がダメで耳の内部(中耳)に炎症や出血を起こすことがあります。これが「航空性中耳炎」です。

風邪症状あるまま 酸素カプセルに入ったとのことで、その影響もあるかと思います。
スポーツ選手の疲労回復やダイエット・美容に効果があるとして有名な酸素カプセルですが、注意が必要です。
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
以前からイビキ・口呼吸・鼻閉あり。最近 悪化とのことで 当院受診された 子どもさんがおられました。
口👄の中をチェックしてみると↓

大きな扁桃を認めました。病名は「口蓋扁桃肥大」です。
続いて レントゲンでアデノイドの大きさをチェックしてみます。
アデノイドとは、ここです↓
鼻の奥にあるリンパ組織の塊りです。

赤線部分がアデノイド肥大で出っ張っており、青い部分が空気の通り道で狭くなっていました。
鼻内👃をチェックしてみると↓


鼻の粘膜が蒼白で腫脹していました。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

採血データでハウスダスト・ダニが陽性の「アレルギー性鼻炎」を認めました。
今回の病名は「口蓋扁桃肥大」「アデノイド肥大」「アレルギー性鼻炎」です。
これが原因でイビキ・口呼吸・鼻閉が生じているものと思われました。
常時 口呼吸、食事に時間がかかる、夜間無呼吸もあるとのことで、総合病院紹介し、手術をしていただくこととなりました。
イビキ等が気になる子どもさんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
ネット、TVでは 報道はありませんが、コロナ陽性の患者さんが増えております。

当院でも、1日4名ほどの陽性者が出ております。
これだけ気温が高いと、マスク、こまめな換気は難しいものがあります。

これから お盆をむかえます。 感冒症状がある方は、念のための検査をおススメいたします 
お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
「エアコン使いだしてから鼻が詰まる」とのことで当院受診された患者さんがおられました。
夜間に鼻閉のせいか 起床時に口の中がパリパリに乾燥して困るとのこと。
鼻👃の中をチェックしてみます。


鼻粘膜が蒼白(白っぽい感じ)で、腫れて狭くなっており アレルギー性鼻炎が疑われました。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト、ダニ、イヌ、ネコ、スギ 等のアレルギー性鼻炎でした。
元々 アレルギー性鼻炎があるところに 「エアコンによる空気の乾燥」、「エアコン内部のホコリやカビが飛散すること」、「部屋に堆積していたハウスダストがエアコンによって空気中に拡散されること」 が原因と思われました。
アレルギー反応を抑えるクスリで、鼻症状は軽減しました。
エアコン使いだしてから、鼻症状が悪化しておられる方は耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療開始しております。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「7月に入り エアコン使い始めてから鼻症状・咳悪化」とのことで当院受診された子供さんがおられました。

鼻内をチェックすると↓


粘膜が蒼白(白っぽく見える)で、アレルギー性鼻炎の所見でした。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト、ダニのアレルギー性鼻炎でした。
軽く年中 鼻がグズルところに、夏にエアコン使いだしてから、鼻症状悪化し後鼻漏→咳となっているようです。

エアコン使いだしてから、鼻・咳が出ている子供さんは、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療開始しております。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「夏にエアコン使いだしてから鼻出血繰り返す」とのことで当院受診された子供さんがおられました。
鼻の中をチェックしてみます↓
右の鼻です↓

赤い部分は鼻中隔(鼻を左右に分け隔てる壁)粘膜で、毛細血管多数で出血し易い状態です。青い部分は蒼白(白っぽい)な粘膜でアレルギー性鼻炎に特徴的な所見です。
左の鼻です↓

こちらも同様の所見です。
当院が採用している指先1滴の採血検査機器(ドロップスクリーン)でアレルギーを調べてみると↓

ハウスダスト、ダニのアレルギー性鼻炎でした。
夏にエアコン使いだしてから、鼻閉・鼻痒みで鼻を触っているために、鼻出血となっているようです

エアコン使いだしてから、鼻症状がひどい方は耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
8/10(日)~815(金)まで夏季休暇となります。
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療開始しております。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。
3か月前にコロナになってから「後鼻漏(鼻がのどにおりる感じ)」「倦怠感」「痰・咳」が続くとのことで当院受診された患者さんがおられました。
ネットで「慢性上咽頭炎かも」 と思い当院を受診されたようです。
ファイバーで上咽頭をチェックしてみます。
![phr-ne11[1]](https://www.inoue-ent-cl.jp/webcms/wp-content/uploads/2024/12/phr-ne111.jpg)
上咽頭 とはここです↓


上咽頭の粘膜が少し赤くなっていました。
この所見から コロナ後の慢性上咽頭炎と診断。患者さんと相談し、Bスポット治療を開始してみます。
まずは、鼻👃から


何度か繰り返すうち、出血量が増えてきました。
最終的にかなりの出血に↓

続いて、口👄からBスポット治療をおこないました。


こちらも かなり出血しました。
その後 しばらく通院し 何度かBスポット治療をおこない、症状は緩和されていきました。
コロナ後遺症で「鼻がのどにおりる感じ」「痰」の症状が気になる方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします 
【お知らせ】
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療スタートしました。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
成人の帯状疱疹ワクチンをおこなっております。岩倉市の助成金制度がございます。詳細はこちら。
岩倉市の「いのうえ耳鼻咽喉科」 院長の井上です。
先日のことです。「ノドの詰まり感」を主訴に当院受診された患者さんがおられました。
口の中は異常ありませんでした

続いて ファイバーでノドの奥をチェックしてみます 


下咽頭(咽頭の最も下の部分で食道の上にあたる部分)の粘膜が一部 白くなっていました。
どれかと言いますと↓

赤丸部分 です。
医学的には、下咽頭の披裂間粘膜肥厚 と言います。
これは、逆流性食道炎の方に多い所見です。
逆流性食道炎が原因と思われ、胃酸分泌抑制薬の服用で症状は改善していきました。
ノドの詰まり感のある方は、耳鼻咽喉科でのチェックをおススメいたします。
【お知らせ】
「(医師🧑⚕️による)鼻吸い外来」スタートしました。詳細はこちら。
耳管開放症のテープ固定治療始めました。
6月よりスギ花粉舌下治療スタートしました。詳細はこちら。
小児・成人向け各種予防接種をおこなっております。詳細はこちら。
成人の帯状疱疹ワクチンをおこなっております。岩倉市の助成金制度がございます。詳細はこちら。